子ども達の豊かな創造性と感性とにうったえる取り組みです。
「クリエイティブムーブメント」と「リズムバリエーション」は
カール・オルフの音楽教育を元に、
千里敬愛幼稚園の小谷隆真先生が幼児の発達を踏まえ、
園での活動に適した活動に構成したものです。
「クリエイティブ・ムーブメント:CM」
子ども達の日常的な動きの一部にスポットを当て、
身体を使ってどんなことが出来るかを遊びにします。
2人組やグループでも取り組みます。
「リズム・バリエーション:RV」
音楽に合わせてステップを踏み、
リズム感・フレーズ感(音楽の流れ)・ダイナミクス(強弱など)を知らせる遊び。
子ども達の感覚に直接訴えるので、
年齢に関係なく楽しめます。
音楽を感じて子ども自身がステップを工夫するようになり
やがて劇活動に活かされます。
「音遊び」
豊かな感性を発揮し、音楽を楽しんで欲しい。
その願いから、オルフの音楽教育を取り入れ、
音・リズム・楽器との出会いを大切にした活動を行っています。
単なる楽器演奏や、発表のための演奏ではなく、
様々な楽器を使った遊び(サウンドプレイ:SP)を、年齢に応じて行います。
「劇」
CM・RVの取組みと、子ども同士の関わりによる園生活の集大成。
それが保育発表会での劇です。
衣装もなく、台詞も最小限ですが、
子ども達が活き、子ども達と教員とが一体になり、
大きな感動をもたらす活動です。
クラス毎に全員で取り組みます。
担任の弾くピアノを頼りに、
子ども達が、それぞれに場面を表現します。
2歳児は1役、年少組は1~2役、年中組は3役、年長組は3役以上をこなします。
衣装はなく体操着で活動し、小道具は子ども達が扱える程度のもので、役の目印として使用します。
全員が主役になる劇活動です。
発表会当日以外に、作品の途中経過と、
発表会後に役替えをしたminimini発表会があります。